本文へスキップ
膵臓癌は早期の発見と治療が大切です。原因、症状、治療、検査を知っておきましょう|メディカルアーカイブ

サイトマップ

<当サイトは医療従事者が監修・運営しています>

> > 急性膵炎の症状

急性膵炎の症状とは

※当サイトは医療専門職が監修した膵臓癌に関する情報を提供していますが、インターネットや本の情報だけで自己診断するのは大変危険です。疑われる症状がある場合は専門医を受診する必要があります。膵臓癌が疑われる場合は消化器内科を受診することをお勧めします。

急性膵炎は激痛

お酒をたくさん飲む人
 急性膵炎はその名の通り、突然何の前ぶれもなく激しい痛みに襲われます。お酒を大量に飲んだり、暴飲暴食をしたあとなどに起きやすく、飲酒や食事の数時間後に多く発症します。そのため、就寝中や明け方に痛み始めるケースが多く見られます。

 急性膵炎の症状としては、激しい腹痛がみぞおちから左の上腹部にかけて起こります。これはちょうどすい臓の位置といえます。あまりの激しい痛みのためにまっすぐ立っていることができず、エビのように体を前屈させてうずくまる姿勢をとるのが特徴です。

 このほか、痛みが背中側に広がる背部痛や、吐き気、嘔吐、発熱なども多く見られます。これらの急性膵炎の症状は安静にして自然に治まるものではないので、速やかに医療機関で適切な治療を受ける必要があります。

急性膵炎の症状(腹部側)    急性膵炎の症状(背部側)


重症の急性膵炎は迷わず緊急搬送


 急性膵炎はその状態によって軽症、中等症、重症に区別されています、痛みが上腹部に限られており、炎症もすい臓やその周辺に限られている場合を軽症や中等症といいます。これらの急性膵炎はすい臓の細胞がほとんどダメージを受けていないため、適切な治療を行うことで回復することができます。

 しかしながら、すい臓の自己消化が激しく進んだ重症の急性膵炎になると、すい臓の細胞が次々と消化され、腹腔内に消化酵素を大量に含んだ腹水がたまるようになります。この腹水が周囲の組織に炎症を引き起こし、全身に影響を与えるようになります。

人工呼吸 重症急性膵炎の症状は、激しい腹痛や背部痛、吐き気、嘔吐などに加えて、ショック状態や呼吸困難、神経症状、意識障害など、全身にさまざまな症状が現れます。こうした重症例では急速に容態が悪化する危険性がありますので、迷わずに救急車を呼ぶようにしましょう。



関連記事
急性膵炎とはどんな病気?
急性膵炎の原因とは
すい臓の病気が増えている
慢性膵炎とはどんな病気?
慢性膵炎の原因とは
慢性膵炎の症状とは
膵臓癌とはどんな癌?
膵臓癌の原因は一体なに?
生存率と余命(予後)はどれくらい?



アクセスランキング
1 どんな症状が現れる?初期症状や痛みはあるの?
2 原因って一体なに?原因を知ってリスクを回避しよう
3 生存率はどのくらい?ステージ別に見た生存率と余命(予後)
4 発見するにはどんな検査をするの?検査の種類と方法とは
5 手術はどのようにするの?癌の発生場所と手術の方法とは
6 膵臓癌を早期発見するにはどうするの?
7 早期発見の生存率はどのくらい?腫瘍径1cmと2cmの違い
8 どこに転移しやすいの?転移したらどうなるの?
9 膵臓はどんな臓器なの?知っておきたい位置と役割


あわせて読みたい膵臓癌トピックス
安心できる?健康診断で早期発見できるのは何%?
ステージ(進行度)はどのような基準で分類されているの?
抗がん剤治療ってどのように行うの?副作用はどれくらいあるの?
放射線治療とはどんな治療?どうして放射線が癌に効くの?
手術後に起きる合併症はどのようなものがあるの?
痛みを抑える緩和治療とはどのようなもの?
抗がん剤にはどんな種類があるの?効果はどれくらい?
手術後はどのくらいで退院できる?食事はどうするの?
内視鏡手術(腹腔鏡下手術)はどのように行うの?
膵臓癌の閉塞性黄疸と消化管閉塞とは


原因

ステージ分類

生存率と余命(予後)

症状

検査

手術(外科的治療)

手術後の合併症

運営者情報