すい臓がんは早期発見・早期治療が大切です。すい臓がんの症状、治療、検査を知っておきましょう!
すい臓がんの基礎知識
すい臓がんの症状

 すい臓がんの初期は無症状が多い

 すい臓がんは進行が早いのとは対照的に、症状が乏しく発見が難しいがんです。特に初期のがんではほとんど症状が現れず、比較的早期にすい臓がんが発見された患者さんのうち、2割はまったく自覚症状がなかったという調査結果もあります。
 すい臓がんが進行すると、腹痛や食欲低下、体重減少、背部痛、黄疸などが現れるようになります。しかし、これらの症状はすい臓がんに限ったものでないため、これらの症状だけですい臓がんと診断する事はできません。この事がすい臓がんの早期発見を難しくしている原因であるといえます。





 すい臓がんの主な症状とは

 すい臓がんは、がんのできる部位によって症状の現れる時期や内容が異なります。なかでも症状が最も現れやすいのが、十二指腸付近にできる膵頭部がんです。逆に最も症状が現れにくいのが膵尾部がんで、がんが相当大きくならないと症状が現れません。
 すい臓がんと診断された患者さんが感じていた自覚症状には、腹痛や黄疸、腰痛、背部痛、体重減少などがあります。このほか、便通の変化、だるさ、吐き気などもあります。

 膵頭部にがんができると、腹痛や体重減少、黄疸などの症状が現れるようになります。腹痛はすい臓の中を通っている主膵管ががんのために圧迫され、狭窄あるいは閉塞するために膵液が膵管の中にたまり、周囲を圧迫するために起こります。
 体重減少は上記のように膵管が詰まることで膵液が十二指腸に流れなくなるために消化不良を起こし、栄養の吸収ができなくなるために起こります。この状態が続くと次第に食欲不振も起こるようになり、さらに体重が減少するようになります。

 黄疸は膵頭部にできたがんが大きくなって胆管を圧迫し、胆汁の流れが悪くなるために起こります。しかし、必ず黄疸が起こるというものではなく、胆管から離れた所にがんができた場合は、黄疸が現れなかったり、発症時期が遅れることがあります。





 糖尿病が突然発症したら要注意

 糖尿病とすい臓がんの関係が注目されており、糖尿病患者が健常人に比べて極めて高い率ですい臓がんを発症しやすいことがわかっています。また、がんが発症した後に糖尿病が悪化する患者さんが8%程度いることもわかっています。
 すい臓は血糖値をコントロールするホルモンを分泌する臓器であるので、糖尿病の発症や悪化はすい臓がんの発症を疑う大きな目安になるといえます。すい臓がんとしての症状が乏しい以上、日頃から血糖値を意識することが大切です。特に、体重増加や過食などの原因がないにも関わらず、糖尿病を発症したり、悪化した場合には、すい臓の何らかの異常を疑う必要があります。





 


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