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膵臓がんは早期発見・早期治療が大切です。すい臓がんの症状、治療、検査を知っておきましょう!

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すい臓がんの痛みを抑える緩和治療

がん患者の80%が痛みを感じている


 すい臓がんは進行が早い上に発見が難しいため、発見された時にはすでに多くの臓器に転移していたり、手術による摘出が困難な場合が多々あります。また、患者が高齢なために抗がん剤治療放射線治療が積極的に行えない場合もあります。

 そのような場合は、無理に膵臓癌の治療を進めようとせず、患者の苦痛を取り除く治療が行われます。このような治療を「緩和治療」といいます。緩和治療は癌の根治を目指すための治療ではなく、患者のQOL向上を目指した対症療法であり、痛みの軽減や食欲不振、下痢などの症状軽減を目的とします。

 緩和治療の中で最も代表的なのが、痛みの軽減です。ガンが進行すると、ガン細胞が骨に転移したり、神経を圧迫したり、腸管や尿管を塞ぐ事によって激しい痛みを引き起こすようになります。

 実際、がん患者の80%が何らかの痛みを感じており、そのうち50%が非常に強い痛みを、30%が耐えがたい痛みを感じていることが調査でわかっています。

がん患者が抱える痛みとその原因とは?



モルヒネで痛みの90%が抑えられる


 痛みの治療には「WHO方式がん疼痛治療法」と呼ばれる国際基準があり、痛みのレベルに応じて3段階の鎮痛薬を使用します。中でも一番鎮痛効果が強いのがモルヒネで、鎮痛薬を適切に使用すればガンの痛みの90%を取り除くことができると考えられています。

 このほか、痛みのもとになっている神経を切断したり、神経の周辺にアルコールや薬を注射する事で神経の働きを抑え、痛みを取り除く「神経ブロック」と呼ばれる治療法もあります。

 進行した膵臓癌は、癌の中でも痛みの強い癌であることが知られており、強い痛みによって患者の全身状態が悪化することもあります。そのため、膵臓癌における緩和治療は重要な治療であるといえます。

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