がん治療を受ける前に聞いておきたいこと
※当サイトは医療専門職が監修した膵臓癌に関する情報を提供していますが、インターネットや本の情報だけで自己診断するのは大変危険です。疑われる症状がある場合は専門医を受診する必要があります。膵臓癌が疑われる場合は消化器内科を受診することをお勧めします。治療法を判断するのは患者の役目
治療方法を考えるのは医師の役目ですが、その治療法を受けるかどうかを最終的に判断するのは患者の役目です。そのため、医師から十分に説明を受け、場合によってはセカンドオピニオンの意見も聞いた上で判断する必要があります。
治療法を決める上で、主治医からは最低限以下に示す８つの項目について十分な説明を受けておく事が大切です。医師と話すと緊張してしまう場合や、聞きたいことを覚えていく自信がない場合は、これらの項目をメモして持っていくとよいでしょう。
セカンドオピニオンを聞いてみよう
がん治療する前に聞いておきたいこと
① 病状の再確認
自分がどのようながんで、どのくらい進行しているのか、転移の危険性はないか
② 治療の目的と治癒率
治療を受ける事によって、どの程度治癒することができるのか
③ 治療方法
手術をするのか、その場合はどのような内容の手術か、放射線療法を行うのか、抗がん剤を使用するのか、入院が必要なのか
④ 治療にかかる時間
どのくらいの期間入院する必要があるのか、仕事などをどのくらい休む必要があるのか
⑤ 他の治療方法の選択肢の有無
提案されている治療法と同様の治療効果が期待できる他の治療法はあるのか
⑥ 治療によるリスク
治療による死亡のリスクはないのか、合併症や副作用はないのか
⑦ 治療後の生活上のリスク
臓器の摘出などがある場合、治療後の日常生活にどのような支障があるのか
⑧ 治療を受けなかった場合の見通し
もし提案されている治療を受けなかった場合、病状はどのように変化していくのか
がんと診断されたらすべきこと
